介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
こころとからだのしくみ 問103
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) こころとからだのしくみ 問103 (訂正依頼・報告はこちら)
入浴による静水圧の直接的な作用として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 毛細血管の拡張
- 関節への負担の軽減
- 下肢のむくみの軽減
- 体重による負担の軽減
- 老廃物の排泄はいせつの促進
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この過去問の解説 (3件)
01
静水圧の作用とは、普通にお風呂のお湯につかった際、お湯の水圧が体に与える影響です。血液やリンパの流れをよくし、循環器系を活発にします。肝臓や脾臓の機能もアップするといわれています。
血液やリンパの流れがよくなると、下肢のむくみは改善します。
他の選択肢は以下のとおりです。
1→入浴の温室効果で起こります。
2、4→入浴時の浮力効果です。
5→温室効果で血管が拡張することで、結果的に影響を与えます。
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02
静水圧とは、水に入った時にかかる水圧のことです。深くなれば深くなる程、水圧は増します。
入浴程度ではあまり感じられないかもしれませんが、浴槽の下の方にある足などは均等にぎゅっと掴まれている程度の圧力がかかっており、いわば入っているだけでマッサージをされている状態です。
むくみは体液の循環が滞って起こっているため、入浴により静水圧がかかることで循環が促され、むくみを解消する働きがあります。
1:入浴により体温が上昇することによって起こります。
2:水中では浮力が働くため、普段かかっている体重の重みから解放されることによって負担が軽減されます。
4:(2)と同様、浮力によって負担が軽減されます。
5:(1)と同様、体温が上昇することで新陳代謝が活発化され、老廃物の排泄が促進されます。
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03
1:×
2:×
3:長時間、立ち仕事や座り仕事を続けていると
足が疲れてだるくなり、特にひざから下がむくむことがありますが、これは下半身に血液が下がって、流れが悪くなっているためです。
このときは入浴時の静水圧が有効です。
静水圧とは、水中の全方向から等しく水の重さがかかる圧力のことで、皮下の血管にも働く静水圧により、血液やリンパの流れを良くして循環器系の働きを活発にします。
4:×
5:×
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