介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
こころとからだのしくみ 問104
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) こころとからだのしくみ 問104 (訂正依頼・報告はこちら)
弛緩性便秘の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
- 大腸の蠕動運動の低下
- 過敏性腸病症候群(irritable bowel syndrome)
- 自律神経の失調
- 排便反射の低下
- 大腸がん(colorectal cancer)
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この過去問の解説 (3件)
01
弛緩性便秘とは、便が硬くなるいわゆる一般的な便秘のことを言います。
弛緩性便秘の原因には「大腸の蠕動運動の低下」の他にも「内蔵の垂れ下がりによる腸のゆるみ」「水分不足」「過度なダイエットによる筋力低下」などが考えられます。
2:過敏性腸病症候群では『痙攣性便秘』が起こります。
痙攣性便秘とは、便秘と下痢を繰り返すという症状が特徴的です。
3:自律神経の失調では『痙攣性便秘』が起こります。
4:排便反射の低下では『直腸性便秘』が起こります。
直腸性便秘とは、直腸に便が達しても便意が催されずに溜まっていってしまい、便が硬くなってしまうという便秘です。
5:大腸がんでは『器質性便秘』が起こります。
器質性便秘とは、腸内あるがんが便を通る場所を塞ぎ通過できなくなってしまうことから起こる便秘です。
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02
弛緩性便秘とは大腸の筋肉がゆるんだことによっておこるもので、病気に由来しないものです。女性、高齢者、運動不足の人に起こりやすいです。
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03
1:蠕動(ぜんどう)運動とは、
腸が伸縮を繰り返し、便を肛門へと運ぶ動きのことをいいます。
一般的な便秘の原因は、 この蠕動運動が弱くなっていることにあります。
2:×
3:×
4:×
5:×
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