介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
こころとからだのしくみ 問105

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) こころとからだのしくみ 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

多尿の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 脱水
  • 副交感神経優位
  • 前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)
  • ビタミンC(vitamin C)の過剰摂取
  • 糖尿病(diabetes mellitus)

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

糖尿病では糖の吸収が阻害されます。
血液中に多く糖が残っている状態を何とか解消しようと、腎臓が尿と一緒に糖を排出しようとします。
これが糖尿病による多尿のメカニズムです。

1:脱水では尿量が減少するのが一般的です。

2:副交感神経が優位の場合、頻尿などの症状が出ることがありますが、尿量自体はそれほど変化がありません。

3:前立腺肥大症では、尿道が狭くなるため、尿が出にくいという症状が出ますが、尿量が増加することはありません。

4:ビタミンCの過剰摂取では、尿路結石による排尿痛などの症状が出ることがありますが、それほど頻度は高くなく、尿量の変化も特に出ないことがほとんどです。

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02

◇正解は 5です。

1:脱水では、尿の量が減少します。

2:副交感神経優位では尿意を感じることはありますが、多尿とは関係ありません。

3:前立腺肥大症の症状は、尿の勢いがなく、尿がすぐ出ない、少ししか出ないです。

4:過剰摂取では、お腹が張ったり、下痢を起こす原因になると考えられていますが、多尿は認められません。

5:糖尿病では、血中ブドウ糖が増加し尿に漏れ出し、尿の浸透圧が上昇して尿の量が増えます。

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03

正解は5です。
多尿は、糖尿病、慢性腎不全の初期、尿崩症、多飲によっておこります。

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