介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
こころとからだのしくみ 問106
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) こころとからだのしくみ 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
睡眠に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- ヒトは下垂体に体内時計がある。
- 抗ヒスタミン薬は覚醒作用がある。
- 睡眠は深さよりも長さが重要となる。
- レム睡眠は30分ごとに繰り返し出現する。
- 最も深い眠りの段階はノンレム睡眠である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:下垂体ではなく、人の体内時計の中心は、脳の「視交叉上核」という部位にあります。
2:覚醒作用はありません。
抗ヒスタミン薬の副作用は、眠気を起こしたり抗コリン作用からくる口渇、便秘、排尿困難などがあります。
3:睡眠は長さよりも深さが重要です。
4:レム睡眠にはおよそ90分ごとに出現する周期があります。
5:ノンレム睡眠はぐっすりと熟睡した状態の睡眠です。
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02
1:体内時計があるのは視床下部の視交叉上核という部分です。
下垂体はホルモン分泌を司っています。
2:抗ヒスタミン薬には鎮静作用があります。
花粉症の薬を飲むと眠くなるのは、この鎮静作用によるものです。
3:睡眠は深さが重要となります。
浅い睡眠は何時間とっても疲れが取れず逆に疲れてしまうような感覚さえ覚えますが、深い睡眠が取れるとたとえ2~3時間しか睡眠時間が取れなくてもスッキリとします。
4:レム睡眠は90分ごとに繰り返し出現します。
レム睡眠とは浅い睡眠のことです。深い睡眠で起きるタイミングをとってしまうと、せん妄など意識障害が出てしまうことがあります。
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03
各選択肢は以下のとおりです。
1→「下垂体」ではなく「視床下部」です。脳の視交叉上核にあります。
2→「覚醒」ではなく「鎮静」です。
3→長さより深さの方が重要です。
4→90分おきに20分~30分続きます。
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