介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
発達と老化の理解 問70
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 発達と老化の理解 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
加齢に伴う筋肉の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 70歳代までは、筋肉量は維持される。
- タンパク質をとることは、筋肉量の維持に有効である。
- 高齢期になってからの運動は、筋肉量の増加には無効である。
- 筋肉量の減少の主要な原因は、悪性腫瘍(malignant tumor)の合併である。
- 筋肉量の減少は、下肢よりも上肢の方が顕著である。
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この過去問の解説 (3件)
01
筋肉の主な材料は、たんぱく質です。お肉やお魚などからたんぱく質を摂取することが大事です。
1.筋肉は、年齢とともに徐々に減少します。
3.高齢になってからも、筋肉量を増やすことは可能です。
4.主な原因は、運動量の減少です。
5.筋肉量の減少が顕著なのは下肢です。下肢は筋肉量が多く、活動性が低下すると顕著に筋力が低下します。
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02
2.正しい。たんぱく質を摂ることは筋肉量を維持するのに有効です。食事内容に偏りがないよう、バランスよく食べる事も必要です。
3.誤り。高齢期になっても、定期的な運動の機会を確保することは必要です。下肢筋力の維持が転倒防止にもつながります。
4.誤り。筋肉量減少の原因は、筋繊維の減少と萎縮であると言われています。
5.誤り。筋肉量は、上肢よりも下肢の方が減少します。
以上により、選択肢2が正解となります。
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03
他の選択肢については以下のとおりです。
1.70歳代は20歳を100%とした場合30%筋力が低下します。よって、不適切です。
3.筋肉量の増加に有効です。よって、不適切です。
4.一番の原因は加齢で、加齢により筋肉に関与する性ホルモンが減少し、筋肉を動かすために必要な細胞も減っていきます。その次に病気との関連が挙げられます。よって、不適切です。
5.筋肉量の減少は上肢よりも下肢の方が顕著です。よって、不適切です。
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