介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
発達と老化の理解 問73
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 発達と老化の理解 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
めまいや立ちくらみが時々ある高齢者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 勢いをつけて立ち上がることを勧める。
- 首を左右に振る体操をすることを勧める。
- 降圧薬の服用を勧める。
- 抗不安薬の服用を勧める。
- 転んでもけがをしないように部屋を片づけることを勧める。
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この過去問の解説 (4件)
01
3.4.誤り。介護福祉職として安易に薬を勧める対応は不適切です。薬については、主治医を受診したうえで相談することが必要です。
5.正しい。立ちくらみによって転倒する危険があるので、環境整備することも大切です。
よって、選択肢5が正解となります。
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02
1.転倒の危険があり、絶対にやってはいけない行為です。
2.症状を悪化させる可能性がある行為であり、絶対にやってはいけません。
3.血圧が下がることにより、さらに症状がひどくなる可能性が高く、危険な行為です。
そもそも薬の処方を行なうのは医師の仕事であり、介護福祉職が判断して良いことではありません。
4.めまいや立ちくらみに対して抗不安薬を処方することはありません。
脳に作用する薬のため、症状が悪化する可能性の方が高いです。
5.正しい行為です。適切なリスク管理と言えます。
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03
めまいや立ちくらみの症状が出やすい時に、勢いよく立ち上がったり、首を左右に振るといった動作は高齢でなくても逆効果となります。
また、介護職員が薬の服用を勧めるといった行為は不適切です。
5(○)部屋の片付けは、ふらつきなどから起きる怪我の防止にもなることなので最も適切なものになります。
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04
1:急激な血圧の上昇は極めて危険なため、起き上がったり立ち上がる際はゆっくり体勢を変えながら、立ち上がった後足踏みをすると良いです。
2:1同様急な血圧の上昇を防ぐため動き始める際は一度下を向きゆっくりと動くのが望ましいとされています。
3:降圧剤は血圧を下げるための薬であり、副作用として起立性低血圧等を起こす危険性があるためこの問いの場合は避けたほうが良いです。
4:3同様抗不安薬は立ちくらみやめまいを起こす原因になるため避けたほうが良いです。
5:急激な動きを避け立ちくらみ等を未然に防ぐ事が前提となりますが、加えて住環境の整備をすることが望ましいとされます。
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