介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
こころとからだのしくみ 問106

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問題

介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) こころとからだのしくみ 問106 (訂正依頼・報告はこちら)

尿意を感じて我慢できずに失禁してしまう排尿障害として、正しいものを1つ選びなさい。
  • 切迫性尿失禁
  • 腹圧性尿失禁
  • 溢流性尿失禁
  • 反射性尿失禁
  • 完全尿失禁

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.切迫性尿失禁は、おさえきれない尿意が起こり、我慢できずに尿が漏れてしまうことを言います。

2.腹圧性尿失禁は、お腹に力が入ることで尿が漏れてしまう尿失禁を言います。

3.溢流性尿失禁は、自分で尿を出そうとしても出にくい状態で、意に反して少しづつ尿が漏れることを言います。

4.反射性尿失禁は、中枢神経の障害や脊髄損傷で見られる尿失禁です。尿意を感じることができないため、尿がたまると、自分の意思と関係なく尿が漏れてしまいます。

5.完全尿失禁は、膀胱に尿をためることができず、常に尿が漏れている状態のことを言います。外傷やがんが原因となることが多いです。

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02

正解は1です。

切迫性尿失禁…強い尿意を感じ我慢ができず漏れる失禁。

腹圧性失禁…くしゃみなど腹部に力が入ると漏れる失禁。

溢流性失禁…尿が出にくいのに漏れてしまう失禁。

反射性失禁…下肢の麻痺など脊髄の障害によって起こり、膀胱に尿がたまると反射的に排尿が起きてしまう失禁。

完全失禁…先天性異常や外傷により尿道が機能不全になった時に起こる失禁。膀胱内に尿を溜めておけず尿が常に溢れでます。

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03

正解は1です。

尿失禁にも色々なタイプがあります。なかでも、「我慢できないでもれてしまう失禁」は切迫性尿失禁。これは尿意の強い切迫感があり、我慢できずにもれてしまうもれてしまうといった尿失禁です。また、不随意の膀胱収縮を伴うことも特徴といわれています。

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