介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
生活支援技術 問60

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 生活支援技術 問60 (訂正依頼・報告はこちら)

施設において、介護福祉職の行う死後の処置として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 義歯ははずす。
  • 衣服は施設が指定したものを用いる。
  • 着物の場合は右前に合わせる。
  • 着物の場合は帯紐(おびひも)を縦結びにする。
  • 死後の処置は、死後3時間経過してから行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

着物の場合は帯紐を縦結びにします。縦結びは普段行なわない結び方であり、不幸が続かないようにする意味合いがあります。

1.義歯ははずしません。見た目をきれいに保つことが出来ます。

2.生前に本人が希望していたものや、遺族が準備したものを用います。

3.右前ではなく左前です。

5.家族がご遺体とのお別れをしてからになります。


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02

適切なものは4です。そのとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.口腔からの異臭を防ぐため、義歯は口腔ケアを行い、入れます。顎は死後硬直が最初に起こるといわれています。見た目を保つためにはずしたままにはしません。

2.ご家族のご意向にそって行います。

3.右前ではなく左前です。

5.死後硬直は早ければ死後1時間くらいからはじまります。そのため、ご家族がご遺体とお別れしてから、できるだけすみやかに死後の処置をおこないます。

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03

正解は4番です。縦結びにします。

1.義歯は顔の形を整えます。また、死後硬直前につけておきます。

2.施設の意向の前に、家族や本人が望む衣類の確認が必要です。

3.右ではなく、左です。

5.ご家族のお別れが終わってから、可能な限り速やかに行いましょう。

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