介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
生活支援技術 問59

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 生活支援技術 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

終末期にある利用者を施設で看取(みと)る家族への支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 毎日面会に来るように促す。
  • 家族が利用者のためにできることを提案する。
  • 積極的な情報提供は控える。
  • 感情を表出しないように助言する。
  • パブリックスペースを用意する。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も適切なものは2です。
利用者とそのご家族の双方が納得できる形が望ましいです。そのことが見送るご家族の側の心のケアにもつながります。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.毎日と強要するのはよくないです。

3.終末期でいつ息を引き取るかという状況にあるので、細やかな情報提供が必要です。

4.感情に関してはそれぞれが思いを抱くものであり、助言する必要はありません。

5.パブリックスペースは共有スペースのことです。他の利用者への配慮に欠けるため不適切です。

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02

正解は2です。

終末期では本人だけでなく、家族へのこころのケアが大切です。家族が利用者のためにできることを提案するのは適切な支援と言えます。

1.面会を強要するべきではありません。

3.命に関わる内容が多いため、情報提供は迅速に行ないます。

4.感情の表出を制限する必要はありません。

5.パブリックスペースは共用スペースのことで、入所者同士が交流を行なう場所です。家族への支援として用意する必要はありません。

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03

正解は2番です。人生の最後に家族として出来る事を提案する事は大切な支援です。

1.家族のペースも大切にします。

3.家族との情報共有は介護の基本です。

4.感情は、良い感情も悪い感情も受け止めます。

5.パブリックは共有コーナーなので、家族支援であれば、プライベートな時間が作れる空間を心がけましょう。

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