介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
発達と老化の理解 問72

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 発達と老化の理解 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

老化に伴う感覚や知覚の変化に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • 「1時(いちじ)」と7時「(しちじ)」のような似た音を聞き取ることが難しくなる。
  • 暗さに目が慣れる能力よりも、まぶしさに目が慣れる能力が低下する。
  • 味覚の低下は個人差が少ない。
  • 高音域よりも、低音域の音が聞こえにくくなる。
  • 通常の明るさよりも、薄暗い方がよく物が見える。

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この過去問の解説 (3件)

01

適切なものは1です。選択肢のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

2.まぶしさに敏感になります。加齢性白内障の影響だといわれています。

3.個人差が大きいです。味覚は老化だけでなく、疾患や薬の影響を受けることがあるからです。

4.高音域の方が聞こえにくくなります。

5.薄暗いと物は見えにくいです。加齢により水晶体の透明性が低くなり、網膜に届く光が少なくなります。網膜には光を感じる細胞があるため、影響をうけるのです。

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02

正解は1です。

老化に伴い、聞いた音の周波数分解機能が低下し、ぼやけたように音が聞こえるようになります。その結果、似た音の違いを判別することが難しくなります。

2.明るさへの順応よりも暗さへの順応の方が低下します。

3.味覚の低下は個人差が大きいです。

4.高齢になると、高音域が聞き取りにくくなります。

5.暗さへの順応が低下するため、通常の明るさのほうがよく見えます。

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03

正解は1番です。似た音は聞き取りにくいです。
老化は基本的に、機能が低下していきます。その低下には特徴が有り、老眼などがその代表です。

2.暗順応(暗さに慣れる)が低下します。

3.味覚低下は緩徐です。

4.高音域が聞き取りにくいです。

5.暗順応が低下します。

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