介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
発達と老化の理解 問74

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 発達と老化の理解 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

嚥下障害(えんげしょうがい)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • 歩く時に胸が痛くなる。
  • 食事の時にむせる。
  • 食後に上腹部痛が生じる。
  • 立ち上がった時に目の前が暗くなる。
  • 咳(せき)をした時に痰(たん)に血が混じる。

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この過去問の解説 (3件)

01

適切なものは2です。
嚥下障害は、ものの飲み込みがうまくいかない障害です。本来なら食道に行くべきものが気道に入ってしまうため、むせてしまいます。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.労作性狭心症など心臓の疾患が考えられます。

3.胃潰瘍が考えられます。

4.起立性低血圧が考えられます。

5.喉が傷ついている、あるいは、気管支や肺の疾患が考えられます。

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02

正解は2です。

嚥下障害は食事の飲み込みがうまく行かず気管に食べ物が入ってしまう障害です。食事のときにむせることが多いです。

1.心臓の異常が考えられる症状であり、嚥下障害は関係ありません。

3.嚥下障害は気管に食べ物が入ってしまう障害のため、上腹部が痛くなることはありません。

4.起立性低血圧の症状です。

5.気管支炎や肺炎などの症状です。

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03

正解は2番です。
むせ込みは嚥下障害の基本的な症状です。他に、嚥下障害の症状としては
声が小さい、舌の動きがぎこちない、唾液が少ないなどが挙げられます。

他の選択肢は別の疾患を疑います。

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