介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
発達と老化の理解 問75
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 発達と老化の理解 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
パーキンソン病(Parkinsondisease)の症状として、適切なものを1つ選びなさい。
- 後屈した姿勢
- 大股な歩行
- 血圧の上昇
- 頻回な下痢
- 無表情
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この過去問の解説 (3件)
01
パーキンソン病は脳の黒室という部分が障害され、神経伝達物質のドーパミンが不足することで起こる病気です。ドーパミンは運動を調節する機能を担っているため、パーキンソン病になると動きが遅くなったり、筋緊張が強くなったりします。
無表情はパーキンソン病特有の症状です。
1.後屈ではなく、腰が曲がった前屈した姿勢になります。
2.小刻み歩行になります。
3.自律神経症状により血圧は低下します。起立性低血圧が起こりやすいです。
4.腸の動きが悪くなるため、便秘になります。
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02
パーキンソン病は脳の異常のために体の動作障害のある進行性の神経変性疾患です。主な症状は無表情のほか、手足の振え(振戦)、筋のこわばり、歩行時の一歩めがでにくいすくみ足、歩幅が小さくなる小刻み歩行などです。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.パーキンソン病では前かがみの姿勢です。
2.上記に示したように歩幅が小さくなります。
3.血圧上昇ではなく、起立性低血圧を起こします。
4.下痢ではなく、便秘を起こします。
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03
正解は5番です。
振戦(震え)、固縮(動きが固い)、動作緩慢、姿勢反射障害が四大症状です。
1.前傾姿勢になります。
2.歩幅は小さくなります。
3.自立神経も乱れるので、起立性低血圧も起こします。
4.自立神経も乱れるので、便秘になります。
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