介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
認知症の理解 問82

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 認知症の理解 問82 (訂正依頼・報告はこちら)

血管性認知症(vascular dementia)の危険因子として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 認知症(dementia)の家族歴
  • 甲状腺機能低下症(hypot hyroidism)
  • 頭部外傷の既往
  • メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)
  • ダウン症候群(Down’s syndrome)

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は4です。

メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満があり、血清脂質・血圧・血糖のうち2項目に異常がある場合を言います。
高血圧や動脈硬化、糖尿病、高脂血症といった病気は脳梗塞を引き起こすリスクが高く、結果として血管性認知症の危険因子となります。

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02

正解は4です

血管性認知症の危険因子は、
高血圧、糖尿病、高コレステロール値といった生活習慣病に加え、喫煙、肥満等と言われております。
問題文のメタボリックシンドローム(生活習慣病)が該当します。

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03

正解は4番です。脳血管性認知症は血管のダメージが蓄積しておこります。よって、メタボリックシンドロームは危険因子といえます。

1.家族歴はアルツハイマーなどのリスク因子です。

2.甲状腺機能低下症でも認知機能は低下しますが、脳血管との関連は低いです。

3.頭部外傷自体が認知機能低下を招きますが、リスク因子ではありません。

5.ダウン症は遺伝性疾患です。直接のリスク因子ではありません。

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04

正解は4です。
メタボリックシンドローム(生活習慣病)は、高血圧、血管が詰まる可能性があり、脳梗塞の発症により脳血管性認知症を引き起こす恐れがあります。

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