介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
障害の理解 問88

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 障害の理解 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

障害福祉計画において、ノーマライゼーション(normalization)の理念に沿って設定されている成果目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 利用する交通機関の整備
  • ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の自立
  • 身体機能の回復による社会復帰
  • 疾病や障害の管理
  • 福祉施設の入所者の地域生活への移行

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。
ノーマライゼーションとは、障害をもつ人と持たない人が同じ社会で平等に社会生活を実現するという考えです。

1,1はバリアフリーの考えです。
2,2は自立支援の考えです。
3,ノーマライゼーションの考えは、身体機能の回復での社会復帰ではなく、現在の障害を受け入れ社会で生活をしていくということです。
4,病気の管理などではありません。

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02

1.誤
エレベーター設置やバリアフリー化など交通機関の整備によって障害者の移動を円滑化にすることは確かですが、これはノーマライゼーションのための手段であり、目標は福祉施設の入所者の地域生活への移行や就労支援であるため誤りです。

2.誤
ノーマライゼーションの目的は、高齢者や障害者が健常者と共に社会生活が送れるように周囲の環境を整えることであり、対象者の自立を目的としていないため誤りです。

3.誤
2と同様の理由で誤りです。

4.誤
2と同じ理由で誤りです。

5.正
障害福祉計画におけるノーマライゼーションの目標は福祉施設の入所者の地域生活への移行や就労支援であるため、正しいです。

参考になった数38

03

正解は5です。

ノーマライゼーションは障害を持つ人と持たない人が平等に生活する社会を実現させる考え方を言います。

福祉施設で入所生活している人が、障害がない人と同じように地域生活が行なえるようにすることはノーマライゼーションの理念に沿った成果目標です。

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