介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
こころとからだのしくみ 問104
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) こころとからだのしくみ 問104 (訂正依頼・報告はこちら)
次の症状のうち、膀胱炎(ぼうこうえん)(cystitis)で最も起こりやすいものを1つ選びなさい。
- 発熱
- 乏尿
- 残尿
- 腰痛
- 排尿時痛
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この過去問の解説 (3件)
01
1,発熱は膀胱炎が悪化したら起こります。発熱の前に他に症状が起こります。
2,膀胱炎は排尿の回数が減ることで起こります。
3,膀胱炎での症状にもありますが、残尿より先に排尿時痛が起こります。
4,膀胱炎は下腹部の痛み(膀胱付近)が伴います。
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02
他の選択肢については以下のとおりです。
1.発熱は急性腎盂腎炎を伴っている場合に起こります。膀胱炎だけでは起こりません。
2.膀胱炎では頻尿になります。
3.膀胱炎で残尿感を伴う場合もありますが、今回の問題は「最も」とあるので、除外されます。
4.膀胱炎の場合は腰痛ではなく、下腹部痛です。
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03
発熱は膀胱炎が悪化した腎盂腎炎の症状であるため誤りです。
2.誤
尿の回数は増加するため誤りです。
3.誤
残尿感を伴う場合もありますが、「最も起こりやすいもの」との記述があるため誤りです。
4.誤
腰ではなく、下腹部に痛みを伴うため誤りです。
5.正
膀胱炎は男性より女性に多く、外部から大腸菌などの腸内細菌が、尿道をさかのぼって膀胱の中に雑菌が入り増殖することにより引き起こされる病気です。症状としては排尿時の不快感や排尿後の痛み、頻尿などがあります。
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