介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
こころとからだのしくみ 問103

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) こころとからだのしくみ 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

排便に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 寝たきりになると下痢になりやすい。
  • 麻薬性鎮痛剤の使用中は便秘になりやすい。
  • うつ病(depression)では下痢になりやすい。
  • ウイルス感染では便秘になりやすい。
  • 腸閉塞(intestinal obstruction)では下痢になりやすい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正しいものは2です。
麻薬性鎮痛剤は腸の働きを鈍くするため、便秘になります。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.運動しなくなるため便秘になりやすいです。

3.抗うつ剤の副作用で、便秘になりやすいです。

4.便秘ではなく「下痢」になりやすいです。

5.腸がふさがれてしまので、便秘になりやすいです。


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02

正解は2です。
鎮痛剤は腸の動きを鈍くするので便秘になりやすいです。
1,寝たきりになると蠕動運動がなくなるので便秘になりやすくなります。
3,抗うつ剤の副作用で便秘になりやすくなります。
4,ウイルスが体の中に入ると外に出そうという機能が働き、下痢になりやすくなります。
5,腸閉塞は腸が閉まってしまうので便秘になりやすいです。高齢者によく起こりやすい病気です。

参考になった数20

03

1.誤
寝たきりになると腸の蠕動運動の低下によって便秘になりやすくなるため誤りです。

2.正
麻薬性鎮痛剤を使用すると小腸の運動を抑制し腸液の分泌を抑制するため、便が硬くなって便秘になりやすくなります。

3.誤
抗うつ剤の副作用によって便秘になりやすくなるため誤りです。

4.誤
ウィルス感染の症状として吐き気や嘔吐、下痢があるため誤りです。

5.誤
腸閉塞は腸の中で食べ物や消化液などの内容物の流れが止まってしまうため、腹痛や嘔吐、便秘の症状が出るため誤りです。

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