介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
人間関係とコミュニケーション 問4

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 人間関係とコミュニケーション 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

聴覚障害のある利用者と介護福祉職との間での筆談に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 中途失聴者が用いることは少ない。
  • 空中に字を書くことは控える。
  • 多人数での双方向のコミュニケーションに用いる。
  • 図や絵よりも文字を多用する。
  • キーワードを活用して内容を伝達する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。筆談の基本について問われる問題です。

1.中途失聴者にとっても筆談は有効なコミュニケーション手段です。

2.紙が手元にない時などは空中に書くことも行われます。ゆっくり書くなど、利用者様に伝わるよう工夫は必要です。

3.見えなければ伝わらない手段なので、多人数での双方向コミュニケーションには向きません。

4.図や絵を使った方が伝わりやすいこともあるので、文字に拘る必要はありません。

5.筆談の欠点として、いちいち書くことの煩わしさや時間がかかることが挙げられます。長々と文章を書くのではなく、キーワードを活用して簡潔に書く工夫が求められます。

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02

最も適切なものは5です。

書く側も読む側も負担が少なくなります。
キーワードで通じれば、文を書かなくてすみますし、読む側も文全体を読まなくて済むからです。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
中途失聴の場合、手話ができないケースもあり、筆談を使うことが多いです。

2.誤りです。
紙とペンが無い場合など空中に字を書くことが有効な場合もあります。

3.誤りです。
多人数での双方向には不向きです。

4.誤りです。
障害の有無を問わず、図や絵があったほうが理解しやすいです。ご自身の経験からもこれは想像できるのではないでしょうか。

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03

聴覚障害がある利用者との筆談によるコミュニケーションについての問題です。

1.中途失聴者が筆談を用いることは多いです。

2.空書による筆談を活用することも効果的です。

3.筆談は多人数のコミュニケーションとしては向いていません。

4.図や絵の方が分かりやすい場合もあるので文字に併せて活用していきましょう。

5.要点を分かりやすく、端的に伝えることは大切です。よって5が正解です。

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