介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
社会の理解 問6

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 社会の理解 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

「地域共生社会」が目指すものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 育児・介護のダブルケアへの対応
  • すべての住民が支え合い、自分らしく活躍できる地域コミュニティの創出
  • 高齢者分野の相談支援体制の強化
  • 公的サービスに重点を置いた地域福祉の充実
  • 専門職主体の地域包括支援体制の構築

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。「地域共生社会」とは、従来の「専門性」や「経営主体」に拘った関わり合いではなく、すべての人が参加しすべての人がその人らしく生きられることを目指す社会です。

1.ダブル・ケアだけに重点を置いているわけではありません。

2.すべての人が参画でき、すべての人がその人らしく生活できる社会を目指しています。

3.高齢者分野だけに重点を置いているわけではありません。

4.多様な主体が参画することを目指しています。

5.専門職だけに拘らない多様な人材が参画することを目指しています。

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02

最も適切なものは2です。
「地域共生社会」では、育児、介護、福祉といった社会保障だけでなく後継者不在や耕作放棄地などの産業分野でも問題があり、そのための協力も必要です。社会保障に限らず、地域の問題をその地域に住むみんなが主体的に参加し、自分たちの暮らしと生きがい、地域を創っていくというものです。

他の選択肢1,3,4,5に関しては、社会保障的な部分しか触れられていません。よって不適切です。

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03

地域共生社会とは、
『制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて「丸ごと」つながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会』です。
この説明に該当するのは2になりますので、2が正解です。

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