介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問50
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
ベッド上で腰上げが可能な高齢者への、差し込み便器による排泄介護(はいせつかいご)の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 使用前の便器は温めておく。
- 便器を差し込むときは両脚を伸ばしてもらう。
- 男性の場合は、トイレットペーパーを陰茎の先端に当てておく。
- 便器の位置を確認したらベッドを水平にする。
- 排泄中はベッドサイドで待機する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.冷たいまま当てるのは利用者様に不快感を与えます。
2.腰を浮かせてもらうため、膝を曲げて足裏をベッドに付けてもらいます。
3.女性の場合はトイレットペーパーを股に挟み込むことで尿の飛び散りを抑えられますが、男性の場合は尿器の方が有効です。
4.排便には重力の働きも関わるので、上半身を適度にギャッジアップします。
5.そばに人がいては排泄に集中できないので、呼ばれたらすぐに対応できる体制を整えたうえで利用者様から離れます。
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02
文のとおりです。
他の選択肢については以下のとおりです。
2.誤りです。
両膝を立ててもらい、腰を浮かせてもらいます。
3.誤りです。
男性ではなく女性の場合、会陰部にトイレットペーパーを当てておきます。
4.誤りです。
水平ではなく、ヘッドアップで腹圧がかかるようにします。
5.誤りです。
その場を離れ、終わったら声をかけてもらったり、ブザーを押してもらったりします。
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03
1.便器が直接肌に触れるため、差し込み便器は使用前に温めるのが良いです。よって1が正解になります。
2. 便器を差し込む時は両膝を立てて足底をしっかりとベッドに押し付けるようにして腰を上げてもらう必要があります。
3. トイレットペーパーは尿が飛び散らないように便器の中に敷いておくのが効果的です。陰茎の先端に当てると尿が溢れてしまい、ベッドが汚れる可能性があります。
4.上体を起こして、腹圧をかけやすい姿勢になってもらうと排泄がやりやすくなります。
5.プライバシー保護のため、安全が確認できたらその場から離れます。
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