介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
介護過程 問62

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 介護過程 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

利用者の情報収集における留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 生活歴は、介護福祉職の主観的判断を優先する。
  • 生活機能は、他職種からの情報も活用する。
  • 発言内容は、介護福祉職の解釈を加える。
  • 経済状況は、近隣住民の情報から推測する。
  • 心身機能は、利用者への聞き取りによって判断する。

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この過去問の解説 (3件)

01

情報収集とは介護アセスメントといい、今後の介護に必要な利用者さまの状況・病歴・生活環境・利用者さま本人の希望・家族の希望などを、話し合いによって収集することを言います。

この問題は、情報収集の留意点で最適なものを選ぶとなっているので、選択肢の中に
『主観的』・『解釈』・『推測』の言葉がある1・3・4は選択肢から外れます。

5の利用者への聞き取りによって判断とありますが、利用者さまだけの情報では不十分であり、家族からの情報も必要なため、この選択肢も外れます。

このため、正解は2の生活機能は、多職種からの情報も活用する。になります。

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02

1.誤 介護福祉職の主観的判断ではなく、客観的判断を優先するので誤りです。

2.正 自分ひとりの情報だけでなく、多職種から情報収集することは大事です。

3.誤 解釈を加えず、発言内容をそのまま記録するので誤りです。

4.誤 利用者の経済状況を近隣住民に尋ねるべきではないため、誤りです。

5.誤 心身機能は医療機関からの情報を収集するため誤りです。

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03

最も適切なものは2です。
関係する他職種からの情報も活用します。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。
客観的判断です。

3.誤りです。
発言内容については利用者様やご家族様のことばそのままを記録します。

4.誤りです。
ご利用者様、ご家族様から情報を収集します。

5.誤りです。
医療職の判断に基づきます。

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