介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
認知症の理解 問85
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 認知症の理解 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
重度の認知症高齢者の胃ろう栄養法に関する支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 主治医が導入するかしないかを決定する。
- 家族が導入するかしないかを決定する。
- 本人の意向や価値観の把握に努め、本人にとっての最善を関係者で判断する。
- 成年後見人がいる場合、成年後見人が導入するかしないかを決定する。
- 看取り期には、介護福祉職の判断で胃ろう栄養法を中止する。
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この過去問の解説 (3件)
01
本人の意向と家族の意向を確認した後に、主治医が意見を述べることが適切です。
2.×
家族主体ではなく、本人の意向を第一として考えることが適切です。
3.○
たとえ重度の認知症であっても、本人の意向が優先されます。
本人の意向を踏まえた上で、支援の方法を決定していくことが適切です。
4.×
成年後見人は、医療機関及び福祉サービスを利用するにあたっての契約等の手続きを行うことがありますが、このような決定権はありません。
5.×
介護福祉職は支援を行う立場であり、このような権利はありません。
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02
2.誤 本人の意向が最優先であるため誤りです。
3.正 本人の意向を最優先します。
4.誤 成年後見人に医療処置に関する決定権はないため誤りです。
5.誤 介護福祉職にそのような権利はないため誤りです。
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03
重度の認知症高齢者に対する胃ろうは延命措置の一つです。
ご本人のご意向がわかっているのならそれに従うべきです。
他の選択肢1、2、4、5にはそういった配慮に欠けます。また5ですが、介護福祉職の判断で胃瘻を中止ことはできません。
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