介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
障害の理解 問92
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 障害の理解 問92 (訂正依頼・報告はこちら)
発達障害者が一般就労に向けて利用するサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 行動援護
- 就労定着支援
- 職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援
- 同行援護
- 就労継続支援B型
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この過去問の解説 (3件)
01
行動援護とは、行動時の自己判断能力や危機回避能力に著しい困難があり、常に介護を必要としている知的障害又は精神障害を持つ方を対象とした移動支援事業です。
危機回避のための援護、食事・排泄の介護等、行動時に必要となる支援を行います。
2.×
就労定着支援では、一般就労をしている障害のある方が、在籍している職場に長く居続けられるよう、生活面での課題やサポートを行います。
3.○
職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援では、障害のある方が職場において、円滑に仕事を遂行できるよう、それぞれの特性に合わせて職場の環境を整え、事業主や同僚に職務内容や指導方法に関する助言等を行います。
4.×
同行支援(同行援護)は、視覚障害があり、移動をすることに制限がある方が対象となります。
移動の際に必要な支援(目的地への同行等)、外出先で必要な視覚的情報の支援(代筆・代読等)、食事・排泄等の介護、その他外出時に必要となる支援を行います。
5.×
就労継続支援B型では、一般企業等への就職が困難な方へ、雇用契約を結ぶことなく就労の機会を提供し、能力の向上を目指して軽作業等の必要な訓練を行います。
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02
2.誤 就労定着支援とは、一般就労に移行した障害者が長く働き続けられるようにサポートするサービスで、一般就労に向けたものではないため誤りです。
3.正 職場適応援助者(ジョブコーチ)は地域障害者職業センターや社会福祉法人に配置され、職場定着の支援や就労後の相談受付を担います。
4.誤 同行援護とは視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者が外出する際、必要な援助を行うことなので誤りです。
5.誤 就労継続支援B型とは、就職が困難な障害者に就労機会を提供し、生産活動を通じてその知識と能力の向上に必要な訓練を行うことで、一般就労に向けたサービスではないため誤りです。
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03
他の選択肢は以下のとおりです。
1、誤りです。
知的障害者、精神障害者が対象で、自分ひとりで行動できない人をサポートします。
2.誤りです。
就労に伴う生活面での課題サポートです。
4.誤りです。
視覚障害者の移動をサポートするものです。
5.誤りです。
障害のため、企業などに就職が困難な人に対して雇用契約を結ばずには働くところを提供する支援です。
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