介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
こころとからだのしくみ 問97
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) こころとからだのしくみ 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
ライチャード(Reichard, S.)による老年期の性格類型において、円熟型に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
- 自分の過去に対して自責の念を抱く。
- 年を取ることをありのまま受け入れていく。
- 若いときの積極的な活動を維持する。
- 他者の援助に依存する。
- 責任から解放されることを好む。
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この過去問の解説 (3件)
01
これは内罰型(自責型)に当てはまる特性です。
自分の人生は失敗だったと考え、その原因は自分にあると自責の念を抱くため、抑うつ症状が現れやすいと言われています。
2.○
円熟型は、自分の過去と現在の状態(老い)を受け入れ、前向きに生きていこうと考えることができます。
新しい技術にも興味を示し、積極的に取り入れて適応することができます。
3.×
これは自己防衛型(装甲型)に当てはまる特性です。
自身の老いに恐怖や不安を抱き、トレーニング等を積極的に行うことで若い頃の状態を保つことを意識しています。
4.×
これは安楽椅子型(依存型)に当てはまる特性です。
受動的及び消極的に現在の状態(老い)を受け入れますが、様々なことを他者に任せ(依存し)、積極的に自ら行動を起こすことはありません。
5.×
これは安楽椅子型(依存型)に当てはまる特性です。
他者に誘われたから行動するというように、自分は責任のない立場で気楽に生活することを望んでいます。
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02
他の選択肢は以下のとおりです。
1、誤りです。
自責型です。
3.誤りです。
防衛型です。
4、誤りです。
安楽椅子型です。
5.誤りです。
安楽椅子型です。
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03
2.正 円熟型は自分の過去も現在も受容できている人のことです。
3.誤 自己防衛型の説明であるため誤りです。
4.誤 依存型の説明であるため誤りです。
5.誤 自責型の説明であるため誤りです。
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