介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
生活支援技術 問35

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問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 生活支援技術 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

一戸建ての住宅に暮らす利用者の地震対策に関する訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 家具には、キャスターをつける。
  • 書棚の上部には、重い物を収納する。
  • 食器棚は、ガラス扉を外す。
  • 外への避難経路は、玄関の1方向とする。
  • 非常時に持ち出す物は、リュックサックにまとめておく。

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この過去問の解説 (3件)

01

住宅の地震対策についての問題です。

1.地震の揺れで家具が移動して危険です。

2.落下時に大きなケガにつながる恐れがあります。

3.地震時に食器が飛び出し破片が散乱してしまいます。

4.避難経路は複数想定することが大切です。脱出できなくなる可能性があります。

5.必要な荷物を事前にまとめておくことは適切です。よって、5が正解です。

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02

利用者へ地震対策について助言をする時は、地震発生時の安全と日常生活の両方を考える必要があります。

1.×
キャスターは、地震の揺れによって家具が移動したり転倒する恐れがあり危険です。

2.×
重いものを高いところへ収納することは、落下時に危険です。
また日常生活でも取り出しにくく不便です。

3.×
地震時に食器が飛び出しケガをする恐れがあります。
他の方法を提案しましょう。

4.×
避難経路を1カ所にすると、万が一その経路が断たれたときに避難ができなくなります。
日頃から避難経路を複数確認しておきましょう。

5.○
非常持ち出し品をまとめておくことは地震対策に有効です。
利用者によって必要な品物や適切な置き場所は異なりますので、一人ひとりに合わせた助言が必要です。

参考になった数16

03

1.誤りです。
家具にキャスターを付けるのは、地震の際に倒れてきたり逃げる進路を妨げたりと危険です。
2.誤りです。
重いものを上部に収納していると、地震の際に落下してきて危険です。
3.誤りです。
食器棚の扉を外すと、地震の際に食器が飛び出してきて危険です。
4.誤りです。
逃げる進路が一方向では地震で逃げ道がふさがれる可能性もあるので不適切です。
5.正しいです。
必要な荷物を最小限にまとめておくといざとなった時に焦りや迷いをおさえる事ができます。

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