介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
生活支援技術 問37
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 生活支援技術 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
ユニバーサルデザイン( universal design )の7原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 高齢者が優先的に使用できる。
- 使い方を統一する。
- 情報伝達の手段は一つにする。
- 使用するためには訓練が必要である。
- 誰にでも使える大きさと広さが確保されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
ユニバーサルデザインの7原則は、以下の通りです。
①公平性
②自由度
③単純性
④わかりやすさ
⑤安全性
⑥体への負担の少なさ
⑦スペースの確保
1.×
高齢者に関わらず、誰でも公平に利用できる必要があります。
2.×
②自由度の観点から、使いやすい方法や使い方を選択できることとされています。
3.×
障害の有無や言語に関わらず必要な情報を伝達するためには、多くの手段を用いる必要があります。
漢字・ひらがな・外国語・絵やマーク・音や光などです。
4.×
③単純性で示されているよう、能力や経験に関わらず誰でも直感的に使いやすいものが望ましいです。
5.○
障害の有無や年齢、体格に関わらず誰でも利用しやすくするためのスペースの確保はユニバーサルデザインの原則に則しています。
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02
1.誰もが公平に利用できなければならないとされています。
2.使う人によって様々な使い方ができるものにしなければならないとされています。
3.情報伝達は必要な情報をすべての人に伝えることができるように、絵や文字、音や光等の様々な手段を用いらなければならないとされています。
4.触るだけで簡単に区別できる等、使い方が直感的に分かるものにしなければならないとされています。
5.誰にでも使える大きさと広さが確保されていることはユニバーサルデザインの原則として適しています。よって、5が正解です。
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03
公平性を保ち、優先を決めるのではなく誰しもが利用できるものとなっております。
2.誤りです。
使い方を統一するのではなく多様に使えるものとする自由度が原則となっております。
3.誤りです。
情報手段も一つではなく多様なものとされております。
4.誤りです。
わかりやすさが原則なので誰しもがみて分かるものでなければユニバーサルデザインとは言えません。
5.正しいです。
誰しもが使える大きさや広さが原則です。
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