介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
生活支援技術 問43
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 生活支援技術 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
右片麻痺の利用者が、手すりを利用して階段を昇降するときの介護に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 手すりが利用者の右側になるように声をかける。
- 階段を昇るとき、利用者の左後方に立つ。
- 階段を昇るとき、右足から出すように声をかける。
- 階段を降りるとき、利用者の右前方に立つ。
- 階段を降りるとき、左足から出すように声をかける。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.手すりを利用してもらうためには利用者の健側(左側)で利用してもらうように伝える必要があります。
2.階段を昇るときは、患側の右後方に立ちます。
3.階段を昇る際は健側である左足から出すように声をかけていく必要があります。
4.介護者が利用者の患側である右前方に立つことで、右半身の支援をすることができます。よって4が正解です。
5.階段を降りるときは、利用者に健側である左手で手すりを握って患側の右足から出すように声をかけることが必要です。
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02
右側に麻痺があるため、右手では手すりを掴めない可能性が高いです。
手すりは健側である左手で使います。
2.×
右側の麻痺では、右側にふらつくことが考えられます。
介助者は右側(患側)に立ちます。
3.×
片麻痺の方が階段を昇る際は、健側から行います。
この場合は、左足から昇ります。
4.○
介助者は、階段を昇る時は後方、降りる時は前方のそれぞれ患側に付きます。
右麻痺の方には、右前方に付きます。
5.×
階段を降りる際は、患側(右足)から行います。
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03
右麻痺の方が階段を昇降する際は左側に手すりが来るように声をかける必要があります。
2.誤りです。
右麻痺の方が階段を昇っている際に介護者は右後方に立ち転倒リスクを防ぐ必要があります。
3.誤りです。
右麻痺の方が階段を昇る際に出すのは左足からです。
4.正しいです。
5.誤りです。
右麻痺の方が階段を降りるときは左手で手すりを持って右足から出します。
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