介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
障害の理解 問92

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問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 障害の理解 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

自閉症スペクトラム障害( autism spectrum disorder )の特性として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 読み書きの障害
  • 社会性の障害
  • 注意の障害
  • 行為障害
  • 運動障害

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この過去問の解説 (3件)

01

自閉症スペクトラム障害とは、対人関係が苦手・強いこだわりがあるといった特徴を持つ発達障害の一つです。
人と目を合わせて話をすることや、場の空気を読むといったことが苦手です。
また、物や場所、順番などに強いこだわりを持ち、いつも同じでないと気が済まないこともあります。

1.×
LD(学習障害)の特徴です。

2.○
対人関係の困難さは、社会性の障害といえます。

3.×
ADHD(注意欠陥多動性障害)の特徴です。

4.×
行為障害は、別名「素行症」とも呼ばれる精神疾患です。

5.×
運動障害とは、永続的に身体の自由がきかなくなる障害で、日常生活に支障をきたす状態のことをいいます。

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02

最も適切なものは2です。
自閉症スペクトラム障害では会話が成り立たず、対人関係を築くのが難しいといわれています。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
読み書きの障害を特徴とするものの例は、発達性ディスクレシアです。
3.誤りです。
注意の障害を特徴とするものの例は、注意欠陥多動性障害(ADHD)です。

4.誤りです。
行為障害を特徴とするものの例は反抗挑戦性障害、素行障害です。

5.誤りです。
運動障害を特徴とするものの例はパーキンソン病など脳神経系の病気があります。

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03

自閉症スペクトラム障害は、対人関係が苦手で日常生活における自分のやり方に拘りを持つ社会性の障害です。よって、2が正解です。

参考になった数13