介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
こころとからだのしくみ 問97
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) こころとからだのしくみ 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
マズロー( Maslow , A .)の欲求階層説の所属・愛情欲求に相当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
- 生命を脅かされないこと
- 他者からの賞賛
- 自分の遺伝子の継続
- 好意がある他者との良好な関係
- 自分自身の向上
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この過去問の解説 (3件)
01
アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮説を立て、人間の基本的欲求を5段階に分けて理論化しました。
これが「マズローの欲求階層説」と呼ばれるものです。
①が最も優先度が高く、その欲求がある程度満たされると次の段階へと欲求が移っていくとされています。
①生理的欲求
生命を維持したい
食欲・性欲・睡眠欲など
②安全欲求
身の安全を守りたい
③所属・愛情欲求
集団に属したい、他者と関わりたい
④承認欲求
自分を認めたい、他者から認められたい
⑤自己実現の欲求
自分の能力を発揮したい、自己を高めたい
×
②の安全欲求にあたります。
×
④の承認欲求にあたります。
×
①の生理的欲求です。
○
好意を持つ他者と良好な関係を築きたいと願うことは、③集団・愛情欲求にあたるといえます。
×
⑤自己実現の欲求にあたります。
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02
正解は「好意がある他者との良好な関係」です。
生命を脅かされないことは、第2段階の安全欲求になるので間違いです。
他者からの賞賛は、第4段階の承認欲求になるので間違いです。
自分の遺伝子の継続は、第1段階の生理的欲求になるので間違いです。
好意がある他者との良好な関係は、第3段階の社会的欲求になるので、所属・愛情欲求に相当します。よって、正解です。
自分自身の向上は、第5段階の自己実現欲求になるので間違いです。
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03
適切なものは「好意がある他者との良好な関係」です。
各選択肢については以下のとおりです。
誤りです。
安全の欲求です。
誤りです。
承認の欲求です。
誤りです。
生理的欲求です。
所属・愛情欲求は社会的欲求ともいいます。
誤りです。
自己実現の欲求です。
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