介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
コミュニケーション技術 問27

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) コミュニケーション技術 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

介護福祉職が利用者と信頼関係を形成するためのコミュニケーション技術として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 利用者の意見に賛成できなくても同意する。
  • 「◯◯ちゃん」と親しみを込めてお互いを呼び合う。
  • 介護福祉職からは質問をせずに受け身の姿勢で聞く。
  • 介護福祉職の価値判断に従ってもらう。
  • 介護福祉職自身の感情の動きも意識しながら関わる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、5です。

1.なんでも同意することが、信頼関係につながるとは言えません。相手の話を傾聴しつつ、介護福祉職の意見も伝えるべきです。そのため、不正解です。

2.ちゃん付けの呼び方は、相手によっては失礼に感じ、不快感を与える可能性もあります。そのため、不正解です。

3.介護福祉職からも適切な質問を投げかけるなら、より良いコミュニケーションにつながります。そのため、不正解です。

4.介護福祉職の価値判断を一方的に押し付けることは、適切な対応とは言えません。そのため、不正解です。

5.相手の感情だけでなく、自分自身の感情を意識することは、より良い信頼関係の形成に役立ちます。そのため、適切な対応と言えます。

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02

1、適切ではありません。

利用者の意見を否定せず、傾聴する姿勢を保ちながら介護福祉職自身の意見を伝えることも大切です。

2、適切ではありません。

利用者に対しては「〇〇さん」等と敬称をつけて呼ぶのが基本です。

3、適切ではありません。

質問を投げかけて、利用者の思いを引き出すことは重要なことです。

4、適切ではありません。

介護福祉職の判断ではなく、利用者自身の想いに寄り添うことが大切です。

5、適切です。

「嬉しい」、「悲しい」等、介護福祉職の感情を利用者に伝えたり表現したりすることで、より一層、利用者と心を通わせることが可能になります。また介護福祉職が自身の感情を受け止めることで、自身の考えを整理することにも繋がります。

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03

正解は5番です。

1 利用者の意見に賛成できなくても同意する。→利用者様の話を聞くという傾聴という姿勢はとても大事になります。そして時には、介護福祉職としての意見や考えも伝える事が大事になってきます。

2 「◯◯ちゃん」と親しみを込めてお互いを呼び合う。→人によっては、馬鹿にされたと勘違いする人もいるので、時と場合によったりします。基本は、「◯◯さん」が良いです。

3 介護福祉職からは質問をせずに受け身の姿勢で聞く。→利用者様の話を聞くという傾聴という姿勢はとても大事になります。また時には、こちらから質問する事も重要になってきます。

4 介護福祉職の価値判断に従ってもらう。→利用者様の意思や考えが重要になってくるので、介護福祉職の価値判断に従ってもらうというのは、不正解になります。

(正解)5 介護福祉職自身の感情の動きも意識しながら関わる。→正解になります。自信の感情もコントロールしながら利用者様への配慮もしていく事が大切になります。

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