介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
生活支援技術 問35
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 生活支援技術 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、古い住宅で暮らす高齢者が、ヒートショックを防ぐために必要な環境整備の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 居室の室温を低くする。
- 脱衣室の照明を明るくする。
- トイレに床置き式の小型のパネルヒーターを置く。
- 入浴直前に浴槽の湯温を60℃にし、蒸気を立てる。
- 24時間換気システムを導入する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、3です。
1.居室の室温を低く設定しても、他の部屋が高温の場合、ヒートショックを起こす可能性があります。そのため、不正解です。
2.脱衣所の照明は、ヒートショック対策にはなりません。そのため、不正解です。
3.古い住宅の場合、トイレと居室の温度差が大きい可能性があります。そのため、トイレに小型のパネルヒーターを置くことは、ヒートショック対策として効果的です。
4.湯温を60℃に設定するなら、熱すぎて浴槽に入れません。やけどのリスクもあります。そのため、不正解です。
5.24時間換気システムは、ヒートショック対策にはなりません。そのため、不正解です。
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02
正解は3番です。
1 居室の室温を低くする。→居室の室温を低くしておくと、他の部屋の温度が高い所に行った場合にヒートショックが起こってしまうので、不正解になります。
2 脱衣室の照明を明るくする。→今回のヒートショックに関係がないので、不正解になります。ただ、照明を明るくすることは、高齢者にとって重要になります。場所によっては、明るすぎず、適度な照明のルクスを用いることも大切になってきます。
(正解)3 トイレに床置き式の小型のパネルヒーターを置く。→正解になります。トイレの場所は他の部屋と室温が低い場合があるので、トイレに小型パネルヒーターを置くことは正解になります。
4 入浴直前に浴槽の湯温を60℃にし、蒸気を立てる。→60℃は熱すぎるので、ヒートショックではなく、やけどの心配になってくるので、不正解になります。40℃が適度な温度になります。
5 24時間換気システムを導入する。→換気システムを導入してもヒートショックに関係がないので、不正解になります。
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03
1、適切ではありません。
居室の室温は、生活をする上で適切な温度に管理することが必要です。
2、適切ではありません。
ヒートショックは室温に関係するため、照明の調整は不要です。
3、適切です。
トイレは他の部屋よりも室温が低くなりやすいです。
4、適切ではありません。
60度の湯温は、やけどの恐れがあります。
5、適切ではありません。
24時間換気システムは、室温の調整に関係がありません。
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