介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
生活支援技術 問54
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 生活支援技術 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
喘息のある利用者の自宅の掃除に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 掃除機をかける前に吸着率の高いモップで床を拭く。
- 掃除は低い所から高い所へ進める。
- 拭き掃除は往復拭きをする。
- 掃除機の吸い込み口はすばやく動かす。
- 掃除は部屋の出入口から奥へ向かって進める。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.適切です。
掃除機をかける前に吸着率の高いモップで床を拭くことで、掃除機によってゴミや埃が舞い上がるのを防ぐことが出来ます。
2.適切ではありません。
高い所から低い所に進めていくことで、ゴミや埃を取り残さず掃除を行うことが出来ます。
3. 適切ではありません。
往復拭きをすることで拭きムラが出来てしまう為、拭き掃除の際は一方向に向かって拭いて行きます。
4.適切ではありません。
掃除機の吸い込み口を素早く動かすと、ゴミや埃を取り残してしまいます。ゆっくり丁寧に動かします。
5.適切ではありません。
掃除は部屋の奥から出入口に向かって進めます。出入口に向かって進めることで、ゴミや埃を取りこぼすことなく掃除が出来ます。また出入口にゴミを掃き出すことが出来る為、効率よく掃除を進めることが出来ます。
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02
正しいものは1です。
いきなり掃除機をかけると、
床にあるほこりなどが舞い上がる可能性があります。
それを防ぐために1のやり方が好ましいです。
他の選択肢については以下のとおりです。
2.誤りです。
高いところから低いところです。
ほこりを落としてから床掃除をします。
3.誤りです。
往復拭きにすると取り切れなかったほこりなどが
また戻される可能性があります。
4.誤りです。
「すばやく」ではなく、「ゆっくり」が正しいです。
ほこりを確実に吸い取るためです。
5.誤りです。
出入り口は掃除の最中にもほこりが入る可能性があります。
そのため、最後に行います。
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03
正解は、1です。
喘息のある利用者の自宅を掃除する際には、ホコリをなるべく舞いあがらせないように注意します。
1.吸着率の高いモップを使用すると、ホコリをかなり取り除くことができるので効果的です。正解です。
2.掃除は高いところから低いところに向かって進めます。そのため、不正解です。
3.拭き取ったホコリが戻ることのないよう、一方拭きをするのが適切です。そのため、不正解です。
4.ホコリをきちんと吸い取るために、掃除機の吸い込み口はゆっくり丁寧に動かします。そのため、不正解です。
5.部屋の奥から出入り口に向かって掃除を進めます。そのため、不正解です。
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