介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
こころとからだのしくみ 問101

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) こころとからだのしくみ 問101 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養素の働きに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • たんぱく質は、最大のエネルギー源となる。
  • ビタミンD(vitamin D)は、糖質をエネルギーに変える。
  • カリウム( K )は、骨の形成に関わる。
  • ビタミンB1(vitamin B1)は、カルシウム(Ca)の吸収に関わる。
  • ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。」です。

選択肢1. たんぱく質は、最大のエネルギー源となる。

適切ではありません。

最大のエネルギー源となる栄養素は、脂質です。

選択肢2. ビタミンD(vitamin D)は、糖質をエネルギーに変える。

適切ではありません。

糖質をエネルギー源に変える栄養素は、ビタミンB1です。

選択肢3. カリウム( K )は、骨の形成に関わる。

適切ではありません。

骨の形成に関わる栄養素には、カルシウムやビタミンD、ビタミンK等があります。

選択肢4. ビタミンB1(vitamin B1)は、カルシウム(Ca)の吸収に関わる。

適切ではありません。

カルシウムの吸収に関わる栄養素は、主にビタミンDです。

選択肢5. ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。

適切です。

ナトリウムは、血圧を調整する栄養素です。

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02

正解は「ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。」です。

選択肢1. たんぱく質は、最大のエネルギー源となる。

→最大のエネルギー源になるのはタンパク質ではありません。最大のエネルギー源になるのは、脂質になります。

選択肢2. ビタミンD(vitamin D)は、糖質をエネルギーに変える。

→ビタミンDは糖質をエネルギーに変える、は間違いです。糖質をエネルギーに変えるのは、ビタミンB1になります。

選択肢3. カリウム( K )は、骨の形成に関わる。

→カリウムは骨の形成に関わる、は間違いになります。骨の形成に関わるのは、ビタミンDになります。

選択肢4. ビタミンB1(vitamin B1)は、カルシウム(Ca)の吸収に関わる。

→ビタミンB1は、カルシウムの吸収に関わる、は間違いになります。カルシウムの吸収に関わるのは、ビタミンDになります。

選択肢5. ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。

→正解です。ナトリウムやカリウムによって体の水分のバランスの調整や浸透圧の調整なども行っています。血圧の調節にも関わります。

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03

各選択肢は以下のとおりです。

選択肢1. たんぱく質は、最大のエネルギー源となる。

誤りです。

最大のエネルギー源となるのはタンパク質ではなく、炭水化物です。

選択肢2. ビタミンD(vitamin D)は、糖質をエネルギーに変える。

誤りです。

ビタミンDはカルシウムの吸収促進を行う働きがあります。

糖質のエネルギー変換に関与するのはビタミンB1です。

選択肢3. カリウム( K )は、骨の形成に関わる。

誤りです。

骨の形成に関わるのはカルシウムです。

カリウムは神経の興奮性や筋肉の収縮、細胞内液の浸透圧調節などに関与する物質です。

選択肢4. ビタミンB1(vitamin B1)は、カルシウム(Ca)の吸収に関わる。

誤りです。

ビタミンB1は糖質のエネルギー変換に関与します。

選択肢5. ナトリウム(Na)は、血圧の調節に関わる。

文のとおりです。

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