介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
こころとからだのしくみ 問103
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) こころとからだのしくみ 問103 (訂正依頼・報告はこちら)
入浴(中温浴、38~41℃)の効果に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 脳が興奮する。
- 筋肉が収縮する。
- 血圧が上昇する。
- 腎臓の働きを促進する。
- 腸の動きを抑制する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、適切ではありません。
中温浴の入浴は、副交感神経が働き、脳の興奮を抑制します。
2、適切ではありません。
中温浴の入浴は、筋肉は弛緩します。
3、適切ではありません。
中温浴の入浴は、血圧が下降します。
4、適切です。
中温浴の入浴は、腎臓の動きが活発になります。
5、適切ではありません。
中温浴の入浴は、腸の動きが活発になります。
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02
正解は4番です。
1 脳が興奮する。→入浴(中温浴、38~41℃)の温度では、脳は興奮しないので間違いになります。
2 筋肉が収縮する。→入浴(中温浴、38~41℃)の温度では、筋肉は収縮ではなく弛緩するので間違いになります。
3 血圧が上昇する。→入浴(中温浴、38~41℃)の温度では、血圧は上昇ではなく低下するので、間違いになります。
(正解)4 腎臓の働きを促進する。→正解になります。入浴(中温浴、38~41℃)の温度では、腎臓の働きを促進させます。
5 腸の動きを抑制する。→入浴(中温浴、38~41℃)の温度では、腸の動きを抑制するのではなく、活性化させるので間違いになります。
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03
正しいものは4です。文のとおりです。
高温浴(42~44度)では交感神経が活性化され、
中温浴では副交感神経が活性化されます。
腎臓の働きを活発化させるのは副交感神経の働きです。
他の選択肢1,2,3,5については
交感神経優位にみられる状態なので、誤りです。
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