介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
こころとからだのしくみ 問107

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) こころとからだのしくみ 問107 (訂正依頼・報告はこちら)

睡眠に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • レム睡眠のときに夢を見る。
  • レム睡眠から入眠は始まる。
  • ノンレム睡眠では筋緊張が消失する。
  • ノンレム睡眠では速い眼球運動がみられる。
  • 高齢者ではレム睡眠の時間が増加する。

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この過去問の解説 (3件)

01

レム睡眠とは、脳が動いている浅い睡眠状態です。

ノンレム睡眠とは、脳が休んでいる深い睡眠状態です。

1、適切です。

脳が動いているレム睡眠の間に、夢を見ます。

2、適切ではありません。

ノンレム睡眠から睡眠は始まります。

3、適切ではありません。

ノンレム睡眠では、筋緊張は保たれています。

4、適切ではありません。

ノンレム睡眠では眼球運動は見られず、レム睡眠では急速な眼球運動がみられます。

5、適切ではありません。

高齢者は、レム睡眠の時間が減少します。

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02

正解は1番です。

レム睡眠は、急速眼球運動のことを言います。ノンレム睡眠は深い眠りになります。

(正解)1 レム睡眠のときに夢を見る。→正解になります。夢をみるのはレム睡眠のときです。

2 レム睡眠から入眠は始まる。→レム睡眠から入眠が始まるのではなく、ノンレム睡眠から入眠が始まるので、間違いになります。

3 ノンレム睡眠では筋緊張が消失する。→筋緊張が消失するのはレム睡眠になるので、間違いになります。

4 ノンレム睡眠では速い眼球運動がみられる。→速い眼球運動がみられるのは、レム睡眠なので間違いになります。

5 高齢者ではレム睡眠の時間が増加する。→高齢者でレム睡眠の時間が特別的に増加するわけではないので間違いになります。

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03

適切なものは1です。

文のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

2.誤りです。

ノンレム睡眠ーレム睡眠の周期です。

よって誤りです。

3.誤りです。

筋活動の低下はレム睡眠の特徴です。

4.誤りです。

急速眼球運藤はレム睡眠の特徴です。

5.誤りです。

ノンレム睡眠はいわゆる深い眠りで、レム睡眠が浅い眠りです。

レム睡眠の時間は、成年期以降は高齢者になってもさほど変わりません。

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