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介護福祉士の過去問 第34回(令和3年度) 生活支援技術 問43

問題

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視覚障害のある利用者の外出に同行するときの支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
トイレを使用するときは、トイレ内の情報を提供する。
   2 .
階段を上るときは、利用者の手首を握って誘導する。
   3 .
狭い場所を歩くときは、利用者の後ろに立って誘導する。
   4 .
タクシーに乗るときは、支援者が先に乗って誘導する。
   5 .
駅ではエレベーターよりエスカレーターの使用を勧める。
( 介護福祉士国家試験 第34回(令和3年度) 生活支援技術 問43 )
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この過去問の解説 (3件)

18

正解は1です。

視覚障害のある利用者に、トイレ内の情報を提供することは

安全性や利用者の安心感へとつながります。

2→介護職が利用者の手首をつかんで誘導するのではなく、

利用者に軽く肘の上を持ってもらい誘導します。

また、介護職の背が低い場合は軽く肩を持ってもらい誘導します。

3→狭い場所を歩くときは、

利用者に真後ろに立ってもらい、一列に歩きます。

その際、介護職は腕を後ろに回して間隔を一歩開けて

利用者に、後ろに回した腕を持ってもらい誘導します。

4→タクシーに乗るときは、ドアのすぐそばまで誘導して

右手を屋根に、左手をドアに触れさせてから

利用者が先に座席に乗り込みます。

また、降車する際は介護職が先に降り誘導します。

5→エスカレーターの使用は、降りる際につまづいたり

後ろから駆け上がってくる他の駅利用者とぶつかるなど

思わぬ事故につながる恐れがあるため

その危険が少ないエレベーターの使用を勧めます。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

正答1

1. 正答。視覚障害者は目からの情報が入らないため、不慣れな環境では動作が思うように行えません。外出時など初めての環境で動作を行う際には、口頭で情報を提供すると良いでしょう。

2. 誤り。視覚障害者を誘導する際には、介助者の肘の少し上を握ってもらうのが望ましいです。また、階段を登る際には、階段の手前でいったん止まり、つま先や杖などで最初の段を確認してもらった後、介助者が一段先に進み声掛けしながら昇っていきます。

3. 誤り。狭い場所を歩く際は、介助者の真後ろに入ってもらい、一列に歩きます。

4. 誤り。タクシーを利用する際は、ドアのすぐ近くへ誘導し、手をドアと車体の屋根の部分に触れるようにし、視覚障害者が先に乗車します。

5. 誤り。エスカレーターを使用することも出来ますが、エレベーターを使用した方が安全に移動ができます。

5

視覚障害のある利用者の外出をサポートする時に最も大切なのは『安全の確保』です。このことを理解した上での支援方法が理解できているかが問われています。

選択肢1. トイレを使用するときは、トイレ内の情報を提供する。

正答です。同行者といえども、排泄時はトイレの外で待機することになります。利用者が一人で安全にトイレを済ませられるように、便器の種類(和式・洋式)や向き・位置、水洗レバーやトイレットペーパーの位置、緊急呼び出しボタンの有無や場所などを丁寧に伝える必要があります。

選択肢2. 階段を上るときは、利用者の手首を握って誘導する。

誤答です。階段を上がる時は、視覚障害者の誘導の基本姿勢と同様、介護者の肘の少し上を握ってもらいます。手すりがある場合は、使用の希望を確認しましょう。階段の終わりが近づいてきたら声かけを行うことも必要です。

選択肢3. 狭い場所を歩くときは、利用者の後ろに立って誘導する。

誤答です。狭い場所を歩く時は、利用者の前に立って誘導します。狭い場所を歩くことを口頭で伝え、利用者には真後ろに入ってもらいます。誘導者と利用者の足がぶつからないように、後ろに回した腕を伸ばし間隔を空けるとよいでしょう。

選択肢4. タクシーに乗るときは、支援者が先に乗って誘導する。

誤答です。タクシーや乗用車に乗る時は、誘導者は後に乗り、先に降りて介助を行います。ドアの近くまで誘導したら、頭をぶつけず安全に座れるように手をドアと車体のフレーム部分に触れてもらってから、先に乗車してもらいます。

選択肢5. 駅ではエレベーターよりエスカレーターの使用を勧める。

誤答です。エスカレーターは常に階段部分が動いており、乗り降り際につまづく危険もあります。両方あるのならエレベーターの方が安全に移動することができます。

まとめ

視覚障害者の歩行介助では、歩くペースは利用者に合わせ周囲の状況を細かく口頭で説明しながら歩くのがよいでしょう。

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