介護福祉士の過去問 第34回(令和3年度) 介護過程 問64
この過去問の解説 (3件)
正解:5
1:×
→長期目標は、生活課題が解決できた時の状態を表したものです。期間を設定する場合は、実際に課題を解決するために必要と想定される期間を設定します。通常は内容に応じて6ヵ月~2年程度の範囲で設定される場合が多いです。
2:×
→長期目標は、生活課題ごとに設定します。短期目標は長期目標を達成するためのスモールステップとして設定されるものであり、設問の説明は誤りです。
3:×
→短期目標とは、上階に行くために一段ずつ階段を上るように長期目標を達成するためのステップとして設定されるものです。生活全般の課題が解決した状態を表現するのは、長期目標です。
4:×
→短期目標は、長期目標を達成するために段階的に実現すべき目標です。そのため、具体的かつ実現可能な内容で設定することが大切です。
5:〇
→設問の通りです。短期目標は長期目標を達成するためのステップとして設定されます。例えば、「長期目標:100m歩けるようになる」「短期目標:50m歩けるようになる」といったように具体的に設定します。
正解は 5 です。
1.× その目標がどれくらい達成できているか、実情に即しているかなどの評価をするために期間を明確に設定する必要があります。そのため目標に応じて適切な期間を設定します。(一般的には長期目標は6~12カ月くらいで設定することが多いです。)
2.× 長期目標は短期目標ごとではなく、生活課題ごとに設定されます。長期目標はその生活課題が解決した状態を文章化したものであり、長期目標を解決するためにどのような状態を目指すかという細分化した小さな目標が短期目標です。
3.× 「生活全般の改題が解決した状態を表現する」のは短期目標ではなく、長期目標です。
4.× 短期目標は、評価しやすいようにより具体的な内容で表現します。
5.○ 設問の通りです。長期目標を達成するための要因が複数あれば、短期目標が複数になる場合もあります。長期目標・短期目標共にどのような行動をすればよいか・どのような状態になればいいかを利用者を主語として表現します。
介護過程における目標の設定に関する問題です。
長期目標、短期目標の期間や設定について整理しておくとよいでしょう。
答:×
長期目標は一般的に6か月~1、2年の範囲で設定します。
答:×
長期記憶は短期目標ごとではなく、生活課題に対して設定します。
答:×
短期目標は、長期目標を達成するための段階的目標です。
生活全般の課題が解決した状態ではありません。
答:×
短期目標は、長期目標を実現するための段階的目標です。
抽象的な内容ではなく、具体的な内容で設定します。
答:〇
設問の通りです。
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