介護福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
発達と老化の理解 問3

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問題

介護福祉士国家試験 第35回(令和4年度) 発達と老化の理解 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

標準的な発育をしている子どもの体重が、出生時の約2倍になる時期として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 生後3か月
  • 生後6か月
  • 生後9か月
  • 1歳
  • 2歳

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この過去問の解説 (3件)

01

健康で生まれた子供は順調に発育すると、1ヶ月で1kg、2ヶ月で2kgの体重増加があり、3〜4ヶ月で出生時の2倍になります。

生後から1年で6kg増え、2年目以降は1年に2kg程度増加していきます。

選択肢1. 生後3か月

正解です。順調に発育すると、体重は生後3ヶ月ほどで出生児の2倍になります。

選択肢2. 生後6か月

誤りです。生後6ヶ月児の平均体重は男児で6.10〜9.20kg、女児で6.74〜8.67kgとなります。

選択肢3. 生後9か月

誤りです。生後9ヶ月の平均体重は男児で7.16〜10.37kg、女児で6.71〜9.85kgとなります。

選択肢4. 1歳

誤りです。生後1年で体重は出生児の3倍になります。

選択肢5. 2歳

誤りです。出生後2年目以降は1年に2kg程度増加していきます。男児で10.6〜16.01kg、女児で9.30〜15.23kgとなります。

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02

子どもの体重に関する問題です。

3か月から2歳までの選択肢がありますが、発育表を整理して覚えておくとよいでしょう。

選択肢1. 生後3か月

〇:生後3か月で、約2倍になります。

選択肢は適切です。

選択肢2. 生後6か月

×:生後6か月では、約2.5倍ほどになります。

選択肢は不適切です。

選択肢3. 生後9か月

×:生後9か月では、体重は出生時の2.7倍以上になります。

この時期は、身体の発育の変化よりも、後追いなど精神面の発達がみられます。

選択肢4. 1歳

×:1歳では、生まれたときの約3倍の体重になります。

選択肢5. 2歳

×:2歳では、生まれた時の、約3.5倍の体重になります。

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03

子どもの発達に関する問題です。身長や体重、またその増加には個人差がありますが、標準的な数値を知っていることで病気や障害などを見つける手掛かりになることがあります。

選択肢1. 生後3か月

正答です。生後3か月の子どもの平均的な体重は、男の子6.63㎏・女の子6.15㎏です。

選択肢2. 生後6か月

誤答です。生後6か月の子どもの平均的な体重は、男の子8.00㎏・女の子7.47㎏です。

選択肢3. 生後9か月

誤答です。生後9か月の子どもの平均的な体重は、男の子8.70㎏・女の子8.17㎏です。

選択肢4. 1歳

誤答です。1歳の子どもの平均的な体重は、男の子9.24㎏・女の子8.68㎏です。

選択肢5. 2歳

誤答です。2歳の子どもの平均的な体重は、男の子11.93㎏・女の子11.29㎏です。

まとめ

それぞれの数字は乳幼児身体発達調査:2010(H22)年から抜粋したものです。

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