介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
発達と老化の理解 問7

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問題

介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度) 発達と老化の理解 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (2件)

01

前立腺は女性には無く、男性だけが持つ臓器で、精液の一部を作ります。年を重ねると前立腺が腫れてしまう事で、前立腺肥大症に繋がりやすくなります。治療方法は服薬と手術が一般的です。

選択肢1. 抗利尿ホルモンが関与している。

× 抗利尿ホルモンとは前立腺肥大を治療するための薬剤です。

選択肢2. 症状が進むと無尿になる。

× 症状が進むと残尿になることがあります。残尿とは膀胱内の尿がまとまって排泄されない事です。

選択肢3. 初期には頻尿が出現する。

〇 初期の前立腺は頻尿の症状がでます。

選択肢4. 進行すると透析の対象になる。

× 前立腺肥大は症状が進んでも透析になることはありません。

選択肢5. 骨盤底筋訓練で回復が期待できる。

× 骨盤底筋訓練とは尿漏れ改善のための運動です。

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02

前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)の症状として、排尿症状(尿が出にくい)や、蓄尿症状(頻尿)、排尿後症状(後漏れ)があげられます。

選択肢1. 抗利尿ホルモンが関与している。

×:抗利尿ホルモンではなく、抗男性ホルモンが関与している場合があります。

選択肢2. 症状が進むと無尿になる。

×ː無尿ではなく頻尿になるため適切ではありません。

選択肢3. 初期には頻尿が出現する。

〇ː前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)の症状に当てはまるので適切です。

選択肢4. 進行すると透析の対象になる。

×:前立腺肥大症では、透析の対象になることはありません。

選択肢5. 骨盤底筋訓練で回復が期待できる。

×:骨盤底筋訓練とは、尿漏れ防止運動の一つですが、前立線肥大症の治療ではないため適切ではありません。

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