介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
発達と老化の理解 問6

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問題

介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度) 発達と老化の理解 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、健康寿命の説明として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 0歳児の平均余命
  • 65歳時の平均余命
  • 65歳時の平均余命から介護期間を差し引いたもの
  • 介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命
  • 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

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この過去問の解説 (2件)

01

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」の事を言い、WHOが提唱した考え方になります。健康寿命を延ばすためには栄養バランスの良い食事、適度な運動、社会参加活動が大切と言われています。

選択肢1. 0歳児の平均余命

× 平均余命とはある年齢から、あと平均で何年寿命が残されているか算出した数字であり、世代事で年齢が異なります。選択肢は誤りです。

選択肢2. 65歳時の平均余命

× 65歳の平均余命に関して、特に定義付けられいません。選択肢は誤りです。

選択肢3. 65歳時の平均余命から介護期間を差し引いたもの

× 65歳時の平均余命から介護期間を差し引いたものは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされています。選択肢は誤りです。

選択肢4. 介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命

× 介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命についても、特に定義付けられていません。選択肢は誤りです。

選択肢5. 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

〇 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を健康寿命と言います。

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02

健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことです。

選択肢1. 0歳児の平均余命

×ː『心身ともに自立』に当てはまらないため、適切ではありません。

選択肢2. 65歳時の平均余命

×ː平均余命とは関わりがないので適切ではありません。

選択肢3. 65歳時の平均余命から介護期間を差し引いたもの

×ː平均余命とは関わりがないので適切ではありません。

選択肢4. 介護状態に至らずに死亡する人の平均寿命

×ː死亡する人の平均寿命ではないので適切ではありません。

選択肢5. 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

〇ː健康寿命の定義と一致するので適切です。

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