介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
生活支援技術 問10
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問題
介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度) 生活支援技術 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
介護老人福祉施設の介護福祉職が、管理栄養士と連携することが必要な利用者の状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者の食べ残しが目立つ。
- 経管栄養をしている利用者が嘔吐(おうと)する。
- 利用者の食事中の姿勢が不安定である。
- 利用者の義歯がぐらついている。
- 利用者の摂食・嚥下(えんげ)の機能訓練が必要である。
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この過去問の解説 (2件)
01
多業種連携の問題です。
それぞれの選択肢が専門職との連携が必要ですが、栄養と食に関わる専門職である管理栄養士との連携を選択する必要があります。
正解です。
栄養と食に関わる専門職である管理栄養士との連携としては「利用者の食べ残しが目立つ」が最も適切です。
不正解です。
経管栄養の嘔吐に関しての相談、報告は医療職に行ないます。
不正解です。
食事中の動作や姿勢に関しては、理学療法士、作業療法士などと連携することが適切です。
不正解です。
義歯や歯などの治療については歯科医との連携が適切です。
不正解です。
接触・嚥下の機能訓練については、言語聴覚士との連携が適切です。
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02
管理栄養士は患者への栄養指導や、福祉施設などでの食事の管理や栄養素の計算などを行う専門職です。
福祉施設では疾患や機能低下などから食事の制限や調理法の違いがあるため、普段から介護福祉士との連携が重要になります。
正解です。
管理栄養士は食べ残しや水分摂取、食事形態の観察から利用者にあった栄養ケアを行うため、連携することが必要なものになります。
不正解です。
経管栄養をしている利用者の嘔吐は、経管栄養の注入状況や体調の変化によって起こることが考えられるため医療従事者と連携することが必要になります。
不正解です。
食事中の姿勢は疾患や筋力低下などからも不安定になりやすくなります。日常生活の動作に関しては作業療法士や理学療法士との連携が適切となります。
不正解です。
義歯のぐらつきは、嚙み合わせの悪さや歯や歯茎といった口腔内に問題があることが考えられるため歯科医との連携が適切です。
不正解です。
摂食や嚥下障害の回復や予防を目的とした嚥下訓練は言語聴覚士が専門となるため、言語聴覚士との連携が適切となります。
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