介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問94 (生活支援技術 問15)
問題文
次の記述のうち、体調不良で入浴できない片麻痺(かたまひ)の利用者に対して、ベッド上で行う全身清拭の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問94(生活支援技術 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、体調不良で入浴できない片麻痺(かたまひ)の利用者に対して、ベッド上で行う全身清拭の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 清拭時は、窓を開けて行う。
- 洗面器には、40℃程度のお湯を準備する。
- 最初に、腹部から清拭する。
- 背部は、患側を下にした側臥位にして拭く。
- 蒸しタオルで拭いた後は、乾いたタオルで水分を拭き取る。
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この過去問の解説 (1件)
01
清拭は、入浴ができない場合に身体の清潔保持や皮膚の健康維持のために行う大切なケアです。
また、体調が優れない利用者様に対しては、清拭中の安全性・保温・快適性を守ることもポイントとなります。
×
体調不良の方の体温維持をする必要があります。
窓を開けると、室温が下がり、体が冷える可能性があります。
×
皮膚にあたるときの最適温度は40~42℃とされています。
洗面器のお湯は60℃程度が望ましいです。
×
清拭は、清潔な部位からはじめるのが基本です。
×
片麻痺の方では、患側を下にすると圧迫され、褥瘡のリスクが高まるため、清拭や体位変換際は健側を下にするのが基本です。
〇
皮膚に残った水分を乾いたタオルでふき取るのは適切です。
これにより皮膚が冷えるのを防ぎ、清潔も保たれます。
まとめ
清拭は、清潔保持だけでなく、皮膚の状態観察や血行促進の機会でもあります。
利用者様の体調に応じて、安心できるケアを行うことが求められます。
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