大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問90 (地理B(第4問) 問6)
問題文
南太平洋の東部と西部に位置するチリとニュージーランドに関する次の問いに答えよ。
次の図7に示したチリとニュージーランドには、自然条件において共通する点と異なる点がある。後の文は、両国の自然条件の特徴を述べたものである。これらのうち、ニュージーランドのみに当てはまるものを一つ選べ。

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問90(地理B(第4問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
南太平洋の東部と西部に位置するチリとニュージーランドに関する次の問いに答えよ。
次の図7に示したチリとニュージーランドには、自然条件において共通する点と異なる点がある。後の文は、両国の自然条件の特徴を述べたものである。これらのうち、ニュージーランドのみに当てはまるものを一つ選べ。

- 寒流の影響で、1年を通して降雨のほとんどない地域がある。
- 首都は、偏西風の影響を受けて年中湿潤な地域に位置している。
- フィヨルドなどの氷河地形や、山岳氷河がみられる地域がある。
- 変動帯に位置しているため、国内に火山があり、地震が頻発する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
チリとニュージーランドの比較地誌に関する出題です。
不適な選択肢です。
チリのみに当てはまります。チリの沿岸部には、寒流であるペルー海流が流れています。寒流が原因となる砂漠があり、降雨は比較的少ない地域です。
適切な選択肢です。
ニュージーランドのみに当てはまります。一年中偏西風の影響でCfb気候が展開しており、年中湿潤の特徴があります。一方チリはCs気候が展開しており、夏の降雨が少ないです。
不適な選択肢です。
両方に当てはまります。ニュージーランドやチリ南部には氷河地形が見られます。
不適な選択肢です。
両方に当てはまります。両方環太平洋造山帯に位置し、地震活動や火山活動が活発な地域です。
地形や気候を問う標準的な問題ですが、二地点を比べる比較地誌の内容を含んでいるため難易度は上がりました。「複数の資料を比較する」という学習活動の成果が試されます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問89)へ
令和4年度(2022年度)本試験 問題一覧
次の問題(問91)へ