大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問9 (現代社会(第2問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問9(現代社会(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生のヤマダさんとサトウさんは、近隣の市にある劇場に演劇を見に行き、帰り道に将来の目標について話し合った。次の場面Ⅰを読み、後の問いに答えよ。

場面Ⅰ
ヤマダ:面白かったね。私たちと同世代のa青年が、年齢も職業も異なるタイプの役を上手に演じていてすごかった。
サトウ:本当だね。近くの市でこんなに素敵な演劇を見ることができて良かったよ。
ヤマダ:サトウさんと演劇を何度か見に行くうちに、人のbパーソナリティに興味をもつようになって、大学に入ったら心理学の勉強をしたいと思っているんだ。帰ったらパーソナリティについて調べてみるよ。
サトウ:そうなんだ。私は、地域の課題解決に関わる仕事に就きたいから、劇団の主宰者の方の話は勉強になった。インタビュー資料があるみたいだから調べてみる。

下線部bに関して、帰宅したヤマダさんはインターネットでパーソナリティについて調べ、2018年度に実施された国際調査の結果を見つけた。この調査では、各国の若者に「自分についての誇り」に関して尋ね、その回答を集計している。翌日、ヤマダさんは、集計した結果の一部を次の表にまとめ、学校でサトウさんに見せた。表を参考にしながら、後の二人の会話を完成させるとき、( ア )には後のa・bの記述のいずれかが、( イ )には後のc・dの記述のいずれかが入る。その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

サトウ:日本の若者は「やさしさ」の回答割合が一番低いんだね。
ヤマダ:そう? 私は日本の若者は「やさしさ」の回答割合が一番高いと思ったけど。
サトウ:なるほど。( ア )したんだね。
ヤマダ:他の特徴も探してみよう。( イ )。
サトウ:そうだね。でも、この調査は自分自身について尋ねた結果だから、回答者以外の人が若者の行動を観察して評価したら結果が違うかもね。

アに入る記述
a  私は国内の項目間で比較したけど、ヤマダさんは項目ごとに国際比較
b  私は項目ごとに国際比較したけど、ヤマダさんは国内の項目間で比較

イに入る記述
c  各国内の項目間で比較すると、日本以外の国では、「やさしさ」に次いで2番目に回答割合が高い項目が共通しているね
d  項目ごとに国際比較すると、日本は他の国よりもすべてにおいて回答割合が低いね
問題文の画像
  • ア ― a  イ ― c
  • ア ― a  イ ― d
  • ア ― b  イ ― c
  • ア ― b  イ ― d

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