給水装置工事主任技術者の過去問
平成29年度(2017年)
給水装置施工管理法 問57
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
給水装置工事主任技術者試験 平成29年度(2017年) 給水装置施工管理法 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
建築基準法に規定されている給水タンクに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- 浸水によりオーバーフロー管から水が逆流するおそれのある場所の給水タンクには、浸水を検知し警報する装置の設置その他を講ずる。
- 建築物の内部に設ける給水タンクは、外部から天井、底又は周壁の保守点検を容易かつ安全に行うことができるようにする。
- 圧力タンク等を除き有効容量が2m3未満の給水タンクには、オーバーフロー管を設ける必要がない。
- 給水タンクに設けるマンホールは、直径60cm以上の円が内接することができるものとする。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
1、2、4:記述のとおりです。
3:誤りです。
給水装置は、通常有圧で給水してしているため外部から水が流入することはないが、断水、漏水等により、逆圧又は負圧が生じた場合、逆サイホン作用等により水が逆流し、当該需要者はもちろん、他の需要者に衛生上の危害を及ぼすおそれがあります。
このため吐水口を有し、逆流を生じるおそれのある箇所ごとに、吐水口空間の確保、逆流防止性能を有する給水用具の設置、又は、負圧破壊性能を有する給水用具の設置のいずれかの措置を講じなければならないとされています。
したがって、給水タンクがある場合はオーバーフロー管を設置し、吐水高空間を確保する必要があります。
したがって、答えは【3】となります。
参考になった数28
この解説の修正を提案する
前の問題(問56)へ
平成29年度(2017年)問題一覧
次の問題(問58)へ