給水装置工事主任技術者 過去問
平成30年度(2018年)
問16 (給水装置工事法 問16)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成30年度(2018年) 問16(給水装置工事法 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか
  • 給水管及び給水用具は、最終の止水機構の流出側に設置される給水用具を含め、耐圧性能基準に適合したものを用いる。
  • 給水装置の接合箇所は、水圧に対する充分な耐力を確保するためにその構造及び材質に応じた適切な接合が行われたものでなければならない。
  • 減圧弁、安全弁(逃し弁)、逆止弁、空気弁及び電磁弁は、耐久性能基準に適合したものを用いる。ただし、耐寒性能が求められるものを除く。
  • 家屋の主配管は、配管の経路について構造物の下の通過を避けること等により漏水時の修理を容易に行うことができるようにしなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答 : 1 】

1 : 誤りです。
耐圧性能基準の適用対象は、原則としてすべての給水管及び給水用具とされています。
ただし、大気圧式バキュームブレーカ、シャワーヘッドなどのように最終の止水機構の流出側に設置される給水用具については、最終の止水機構を閉止することにより漏水等を防止できること、高水圧が加わらないことから適用対象から除外されています。
また、止水機構を有する器具であって、通常の使用状態において器具の流出側が大気に開口されているものの2次側の部分(例えば水栓のカランの部分)についても、同様の考え方で耐圧性能は求めないとされています。

2、3、4 : 記述のとおりです。

したがって、答えは【1】となります。

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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

選択肢1. 給水管及び給水用具は、最終の止水機構の流出側に設置される給水用具を含め、耐圧性能基準に適合したものを用いる。

適当です。

選択肢2. 給水装置の接合箇所は、水圧に対する充分な耐力を確保するためにその構造及び材質に応じた適切な接合が行われたものでなければならない。

給水管及び給水用具は、最終の止水機構の流出側に設置される給水用具を含め、耐圧性能基準に適合したものを用いるとありますが、給水装置の最終の止水機構の流出側に設置されている給水用具は除くこととされています。

給水装置は、厚生労働大臣が定める耐圧性能試験は、1.75メガパスカルの静水圧を1分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこととされています。

(JWWA給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第一条)

選択肢3. 減圧弁、安全弁(逃し弁)、逆止弁、空気弁及び電磁弁は、耐久性能基準に適合したものを用いる。ただし、耐寒性能が求められるものを除く。

適当です。

選択肢4. 家屋の主配管は、配管の経路について構造物の下の通過を避けること等により漏水時の修理を容易に行うことができるようにしなければならない。

適当です。

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