給水装置工事主任技術者の過去問
令和元年度(2019年)
給水装置工事法 問12

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 給水装置工事法 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

給水管の埋設深さ及び占用位置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 道路を縦断して給水管を埋設する場合は、ガス管、電話ケーブル、電気ケーブル、下水道管等の他の埋設物への影響及び占用離隔に十分注意し、道路管理者が許可した占用位置に配管する。
  • 浅層埋設は、埋設工事の効率化、工期の短縮及びコスト縮減等の目的のため、運用が開始された。
  • 浅層埋設が適用される場合、歩道部における水道管の埋設深さは、管路の頂部と路面との距離は 0.3 m以下としない。
  • 給水管の埋設深さは、宅地内にあっては 0.3 m以上を標準とする。

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この過去問の解説 (1件)

01

正答:浅層埋設が適用される場合、歩道部における水道管の埋設深さは、管路の頂部と路面との距離は 0.3 m以下としない。

選択肢1. 道路を縦断して給水管を埋設する場合は、ガス管、電話ケーブル、電気ケーブル、下水道管等の他の埋設物への影響及び占用離隔に十分注意し、道路管理者が許可した占用位置に配管する。

適当。

給水管からの漏水によるサンドブラスト現象を防ぐため、他埋設物とは離隔を30cm以上確保します。

選択肢2. 浅層埋設は、埋設工事の効率化、工期の短縮及びコスト縮減等の目的のため、運用が開始された。

適当。

掘削発生土量の削減、工事用車両の削減による窒素酸化物排出量削減なども採用理由として挙げられます。

選択肢3. 浅層埋設が適用される場合、歩道部における水道管の埋設深さは、管路の頂部と路面との距離は 0.3 m以下としない。

不適当。

水道管を歩道部の地下に設ける場合、路面と頂部の距離は「0.5m以下としない」が正しいです。

選択肢4. 給水管の埋設深さは、宅地内にあっては 0.3 m以上を標準とする。

適当。宅地内に対し、道路部分では通常1.2m以上とします。

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