給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問13 (給水装置工事法 問13)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問13(給水装置工事法 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

水道配水用ポリエチレン管のEF継手による接合に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 継手との管融着面の挿入範囲をマーキングし、この部分を専用工具(スクレーパ)で切削する。
  • 管端から 200 mm程度の内外面及び継手本体の受口内面やインナーコアに付着した油・砂等の異物をウエス等で取り除く。
  • 管に挿入標線を記入後、継手をセットし、クランプを使って、管と継手を固定する。
  • コントローラのコネクタを継手に接続のうえ、継手バーコードを読み取り通電を開始し、融着終了後、所定の時間冷却確認後、クランプを取り外す。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.適当。
削り残しや切削ムラの確認を容易にするため、切削面はマーキングしておきます。

2.不適当。
油脂を完全に拭き取るためウエスではなくエタノールやアセトンを含ませたペーパータオルで清掃します。

3.適当。記述の通りです。

4.適当。冷却が終了するまでクランプを取り外してはいけません。

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02

不適当なものを選択する問題です。

選択肢1. 継手との管融着面の挿入範囲をマーキングし、この部分を専用工具(スクレーパ)で切削する。

適当です。

 

削る範囲を正確にマーキングすることで管の表面に付着している酸化被膜や汚れを、専用のスクレーパで融着範囲の表面を削り取り新しい面を出します。

選択肢2. 管端から 200 mm程度の内外面及び継手本体の受口内面やインナーコアに付着した油・砂等の異物をウエス等で取り除く。

不適当です。

 

ウエスではなく、エタノールまたはアセトンを浸み込ませたペーパータオルで清掃するのが正しいです。

選択肢3. 管に挿入標線を記入後、継手をセットし、クランプを使って、管と継手を固定する。

適当です。

 

正確な融着を行なうために、管を継手の適切な深さまで確実に挿入するために挿入標線を記入し、通電中に管が抜けたりずれたりしないように、クランプでしっかりと固定します。

選択肢4. コントローラのコネクタを継手に接続のうえ、継手バーコードを読み取り通電を開始し、融着終了後、所定の時間冷却確認後、クランプを取り外す。

適当です。

 

「所定の冷却時間」を確認する必要があるのは、この間に融着部に余計な力がかからないようにするためです。

 

 

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