給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問23 (給水装置の構造及び性能 問23)
問題文
ア 給水管におけるウォータハンマを防止するには、基本的に管内流速を速くする必要がある。
イ ウォータハンマが発生するおそれのある箇所には、その手前に近接して水撃防止器具を設置する。
ウ 複式ボールタップは単式ボールタップに比べてウォータハンマが発生しやすくなる傾向があり、注意が必要である。
エ 水槽にボールタップで給水する場合は、必要に応じて波立ち防止板等を設置する。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問23(給水装置の構造及び性能 問23) (訂正依頼・報告はこちら)
ア 給水管におけるウォータハンマを防止するには、基本的に管内流速を速くする必要がある。
イ ウォータハンマが発生するおそれのある箇所には、その手前に近接して水撃防止器具を設置する。
ウ 複式ボールタップは単式ボールタップに比べてウォータハンマが発生しやすくなる傾向があり、注意が必要である。
エ 水槽にボールタップで給水する場合は、必要に応じて波立ち防止板等を設置する。
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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この過去問の解説 (2件)
01
水撃圧は流速に比例するため、ウォータハンマを防止するには管内流速を遅くする必要があります。
イ.正しい。記述の通りです。
ウ.誤り。
複式ボールタップは単式ボールタップに比べてウォーターハンマを緩和しやすい傾向があります。
エ.正しい。
ボールタップの故障を防ぐため、必要に応じ波立ち防止板を設置する場合があります。
したがって、正答は2になります。
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02
適当な組み合わせを選択する問題です。
ア:誤
ウォータハンマは、管内の流速が急激に変化することで発生します。
流速が速いほどその変化による衝撃も大きくなるため、ウォータハンマを防止するには、むしろ管内流速を遅くするか、急激な流速変化を避ける必要があります。
イ:正
水撃防止器具は、ウォータハンマが発生しやすい箇所の直前(水源側)に設置することで、衝撃波を吸収し、ウォータハンマの発生を抑制します。
ウ:誤
複式ボールタップは、水位の変動に対して弁がゆっくりと開閉するように設計されており、急激な止水によるウォータハンマの発生を抑制する効果があります。
むしろ単式ボールタップの方が、急激な止水によりウォータハンマが発生しやすい傾向にあります。
エ:誤
波立ち防止板は、水槽内の水の波立ちを抑えるためのものであり、ウォータハンマの防止とは直接関係ありません。
水槽にボールタップで給水する際にウォータハンマを防止するための主な対策としては、複式ボールタップの採用や水撃防止器の設置が正しいです。
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