給水装置工事主任技術者の過去問
令和元年度(2019年)
給水装置計画論 問30

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 給水装置計画論 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

直結給水システムの計画・設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 給水システムの計画・設計は、当該水道事業者の直結給水システムの基準に従い、同時使用水量の算定、給水管の口径決定、ポンプ揚程の決定等を行う。
  • 給水装置工事主任技術者は、既設建物の給水設備を受水槽式から直結式に切り替える工事を行う場合は、当該水道事業者の担当部署に建物規模や給水計画等の情報を持参して協議する。
  • 直結加圧形ポンプユニットは、末端最高位の給水用具に一定の余裕水頭を加えた高さまで水位を確保する能力を持ち、安定かつ効率的な性能の機種を選定しなければならない。
  • 給水装置は、給水装置内が負圧になっても給水装置から水を受ける容器などに吐出した水が給水装置内に逆流しないよう、末端の給水用具又は末端給水用具の直近の上流側において、吸排気弁の設置が義務付けられている。

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この過去問の解説 (1件)

01

1.記述の通りです。
同時使用量の算定については問33(令和元年度)で問われるほか、給水管口径の決定については、給水用具の立ち上がり高さと計画使用水量に対する総損失水頭を加えたものが、給水管を取り出す配水管の計画最小動水圧となるように算定します。

2.記述の通りです。

3.この水位を確保するための圧力を求める計算が問35(令和元年度)で問われる内容となります。

4.不適当。
末端給水用具の逆流防止措置については、吸排気弁ではなく逆止弁またはバキュームブレーカを設置します。
吸排気弁も管内が負圧になった際に逆流を防ぐ装置ですが、設置するのは立ち上がり管最上部です。

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