給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置工事事務論 問36

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置工事事務論 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

労働安全衛生法上、酸素欠乏危険場所で作業する場合の事業者の措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 事業者は、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない。
  • 事業者は、作業環境測定の記録を3年間保存しなければならない。
  • 事業者は、労働者を作業場所に入場及び退場させるときは、人員を点検しなければならない。
  • 事業者は、作業場所の空気中の酸素濃度を16%以上に保つように換気しなければならない。
  • 事業者は、酸素欠乏症等にかかった労働者に、直ちに医師の診察又は処置を受けさせなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

それぞれの選択肢を見てみましょう。

選択肢1. 事業者は、酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない。

- 酸素欠乏危険作業には専門の知識を持った主任者の選任が求められるため、

この選択肢は正しいです。

選択肢2. 事業者は、作業環境測定の記録を3年間保存しなければならない。

- 労働安全衛生法では、作業環境測定の記録を一定期間保存することが義務付けられており、

この選択肢は正しいです。

選択肢3. 事業者は、労働者を作業場所に入場及び退場させるときは、人員を点検しなければならない。

- 作業員の安全を確保するために、入退場の際の人員点検は必要な措置です。

この選択肢は正しいです。

選択肢4. 事業者は、作業場所の空気中の酸素濃度を16%以上に保つように換気しなければならない。

- この選択肢は誤りです。

正解は18%以上である状態を保つです。

選択肢5. 事業者は、酸素欠乏症等にかかった労働者に、直ちに医師の診察又は処置を受けさせなければならない。

- 労働者が酸素欠乏症にかかった場合には、直ちに医師の診察や処置を受けさせる必要があります。

この選択肢は正しいです。

まとめ

労働安全衛生法に基づく酸素欠乏危険場所での作業に関する事業者の措置は、

作業者の安全を確保するために重要です。

※通常、空気中の酸素濃度は約21%である必要があり、

酸素濃度が18%未満である状態を酸素欠乏といいます。

18%を基点として管理されているのだとしたら危険だと考えます。

※作業場所の酸素濃度が低下した場合には、安全な作業環境を確保するため、

 より高い濃度を保つ必要があります。

 16%は酸素欠乏状態とみなされ、危険な状態です。

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